心霊・恐怖・衝撃・戦慄の映像を分析

  1. 封印映像

封印映像24 続・ひとりかくれんぼ

[監修:鬼塚リュウジン/音楽・音響効果:荒井佑/2016年6月3日リリース]

  • 「親孝行」☆
  • 「練炭自殺 再取材編」
  • 「夜の地下道」☆
  • 「元カノに憑いた霊」☆
  • 「続・ひとりかくれんぼ」☆

シリーズを重ねクォリティーは安定してきているとは思うが、どうしようもない駄作がない代わりに、ひとに積極的に勧めたくなるような傑作もない感じだ。予告編がおもしろそうだったので、いたずらに期待をしてしまったせいもあるかもしれない。

親孝行」は、お約束というべきか、本題の心霊現象が雑。ただ、制作者はおそらくそこに重きを置いていない。超高齢化社会の闇の部分を照らすというか、身につまされるというか、そんな社会派のメッセージすら読み取れてしまう。怖いというより哀しい一編だ。

夜の地下道」は、怪奇現象そのものよりもそれが起こる空間が興味深い。実際こんな場所があるのだろうか。セットとも思えないから、実在するのだろう。もっと空間の特徴を活かした何かがあればもっとよかったのだが……「何か」って? と問われると困るけども。

元カノに憑いた霊」も、心霊の現れ方がおざなり。やはりそこで勝負することを放棄している。そのぶん、お話はまあまあ楽しめる。煮え切らないまま終わるのは、続編を作る気マンマンといったところか。

続・ひとりかくれんぼ」は、『24』のなかでは正統派のおもむきでいちおう怖がらせてはくれる。ただ、もうちょっとプラスアルファがほしいと思うのは贅沢だろうか?

「う~む……」と頭を抱えてしまうのが「練炭自殺 再取材編」。さすがに「練炭自殺」シリーズはネタ切れの観がある。「だから何?」という疑問符が付いてしまうのだ。

ところで、投稿心霊映像系の作品には「撮影しているシチュエーションが不自然」という特徴がある。その点、『封印映像』シリーズは、胡散うさん臭さを拭うために工夫を凝らしている場合が多いので評価できる。

しかし、「親孝行」「夜の地下道」は、観ている途中で「そんなところ撮るかなあ?」と我に返ってしまった。他にも撮影している必然性が感じられない作品はあり、その場合もあまり気にならないのだが、なぜかこの2作は途中で少し興醒めしてしまった。

封印映像の最近記事

  1. 封印映像56 うつろ舟

  2. 封印映像55 かみよもじ

  3. 封印映像54 オトドケモノ

  4. 封印映像53 三つ編みの女

  5. 封印映像52 心霊処理場

関連レビュー

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

このサイトのコンテンツは無料でお楽しみいただけますが、もし内容がお気に召しましたら、下のボタンより“コーヒー代”のご寄付をお願いします。

最近のレビュー

おすすめ作品

  1. ホラーマニアが震えた『闇動画』の最恐エピソード15選
  2. 『心霊玉手匣』の衝撃! 心霊現象の真実がわかってしまった……
  3. 【ほんとにあった!呪いのビデオ】おわかりいただける最恐映像42選
  4. ホラー好きがしっかり選ぶ! 『封印映像』のおすすめエピソード30

アーカイブ

アーカイブ
PAGE TOP