心霊・恐怖・衝撃・戦慄の映像を分析

  1. ほんとにあった!呪いのビデオ

ほんとにあった!呪いのビデオ4

[構成:中村義洋・鈴木謙一/ナレーション:中村義洋/2000年4月22日発売]

  • 「待合室」★
  • 「診察室」★
  • 「レントゲン写真」★
  • 「リハビリ室」★★
  • 「ナースコール」
  • 「病室」★★
  • 「病棟の窓に…」★
  • 「手術室」★
  • 「霊安室」★

パート4は、映像と映像の間に怪談話が挟みこまれる。ちょっと変わった趣向。問題は映像とお話があまり怖くないこと。マンネリ化を防ごうとする創作姿勢は買うが、全体的に中途半端な出来栄えになってしまった。

待合室」(★)は、病院の待合室にそなえられた監視カメラがとらえた怪異だが、現われるモノの位置が不自然。またしても“二次元”で厚みがないのも気になる。ナレーションで語られる怪異の背景を聞くと、現われるのは体のほうでなければいけないのでは? さらにイチャモンをつけるなら、パート2の「踏切りに現われた足」とおなじ素材を使っているのではないか。

診察室」(★)は、大学病院の回診の様子をおさめた映像。ナレーションで説明されるようなモノに見えなくもないが、ただの錯覚という気もする。

レントゲン写真」(★)は、病死した患者のレントゲン写真に表われた奇妙な現象。写真に点を足すと文字になるという。なぜ足さなければいけないのか。カメラの傷か汚れのように思える。

リハビリ室」(★★)は、歩行訓練を行なう患者を映したもの。異変は不気味ではあるが、フレームの端に映るのは都合が良すぎる。

ナースコール」は、怪談のみで投稿映像はなし。

病室」(★★)は、入院中の同僚の様子を映したビデオ。このパート4のリリース当時に観たときは興味をそそられた覚えがあるが、あらためて鑑賞すると作りものっぽい。カメラワークが微妙にアングルを調整していて、鏡が見えたわずかな間にだけ現われるのは話がうますぎると思う。

病棟の窓に…」(★)は、カラオケビデオを制作するため撮影された映像。ナレーションの言うようなモノには見えない。いまでもその場所は使われているそうだから、合理的な説明ができるなにかがそこにあったのではないか。

手術室」(★)は、手術の様子を記録したもの。手術を受けている真っ最中の人が“霊”のように映るのはあまりに不合理ではなかろうか。医師が怪異を訴えているが、医療に携わる人がそんな非科学的なことを言いだしていいのだろうか。病院の信頼に関わるのでは? ……などといらぬ心配をしてしまう。

これも人が動き、元の位置に戻るまでのわずかの間に現われる。つまり〈出現域制御〉の問題がある。

霊安室」(★)は、不可解な現象が絶えないという病院の霊安室。そこにスタッフがカメラを設置すると奇妙な音がとらえられる。その場の状況がわからないだけに、どんな音がしても不思議ではない。空耳ではないだろうか。

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