
「焼け残った怨霊」©2006 NSW/パル企画
[演出:福田陽平/構成:福田陽平/ナレーション:中村義洋/2006年6月2日発売]
- 「焼け残った怨霊」★★★★
- 「スタント」★
- 「私がもう一人…」★★★
- 「暴力の理由」★
- 「お料理会」★
- 「教育ビデオ」★
- 「シリーズ監視カメラ 誰もいない会社に」★
- 「添付された呪い」★★
パート20は「焼け残った怨霊」(★★★★)「私がもう一人…」(★★★)が見どころ。こうした良作が入っているので全体的に盛りかえしてきた印象はあるが、シリーズのクォリティーを取りもどすところまでには至っていない感じだ。
「スタント」(★)は、テレビ番組の戦隊ヒーローの撮影中にとらえられた怪異。あまりにピンポイントな場所に異形が現われる。こういうのは怖さを感じないし、ホンモノらしさもない。
「私がもう一人…」(★★★)は、投稿者が友だちと遊びに行った際、受験勉強のため参加できなかった友人に向けて撮影されたメッセージビデオ。そこに奇妙な人物が映る。合理的に考えれば、似ている人だと思われる。そうだとしても、映りかたが不気味で、なかなかの良作。
ほんとにあった!呪いのビデオ「私がもう一人・・・」 – YouTube
「暴力の理由」(★)は、夫の暴力に悩まされている女性が証拠に残すために撮影したもの。たしかに不気味な異変が起こるが、この怪奇現象と暴力の間に因果関係があるのだろうか。あると言いたいのだろうが、いたずらに関連づけていいものか……。
「お料理会」(★)は、高齢者たちによる料理会の映像。ピンポイントすぎる場所に奇妙なモノが現われる。異形はこんなところに現われて、なにを訴えたかったのか?
「教育ビデオ」(★)は、教育ビデオに不可解なものが現われる。問題の人物が死ぬ前につくられた映像にその人物が映りこんでいる。これは不自然。時間を超越したということだろうか?
「シリーズ監視カメラ 誰もいない会社に」(★)は、ビルに設置された監視カメラの映像。怪異がずっと映っているのは珍しい。ただ、懐中電灯とは別の灯りでできた影のようにも見える。どういう理屈でこのように映るのかが謎。
「添付された呪い」(★★)は、投稿者の学校で流行っていたチェーンメールに添付された映像。いろいろいわくがつくお話。外堀を埋めるように盛りあげていく。肝心の部分はまるっきり人形だが、だからこそ不気味さがあるともいえる。
それにしても、送り主がわからず、しかも文章が文字化けしているメールに添付されたファイルを開くなど、心霊現象とは無関係にやってはならないことである。
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