[演出:岩澤宏樹/構成:岩澤宏樹/ナレーション:中村義洋/2012年3月2日発売]
- 「シリーズ監視カメラ 漂流する写真」★★
- 「クラクション」★★
- 「タロット占い」★
- 「嫉妬」★★
- 「ビジネスホテル」★★★
- 「ホームレスの遺品」★★
- 「生き人形遊び」★
- 「続・嫉妬」★★★★★
パート46のメインとなるのが「嫉妬」で、「続・嫉妬」(★★★★★)の映像はとてつもなく恐ろしいものになっている。「最恐映像42選」では上位の第4位だ。
「シリーズ監視カメラ 漂流する写真」(★★)は、マンションの自室に設置した監視カメラの映像。ホラーゲームの『零』に出てくるような、絵に描いたような〈霊〉という感じで、かえって珍しいパターンといえる。
「クラクション」(★★)は、ドライブに行った際に撮られた映像。異変が二段構えで起こるのは良いが、異形の現われかたや造形がやや古臭い気がする。
「タロット占い」(★)は、投稿者の友人がタロット占いをしている様子を撮ったもの。なかなか珍しい現象。ただ、タロットカードってこういうものだったか? という疑問は残る。タロットカードはこの怪奇現象とは無関係なのでは?
「ビジネスホテル」(★★★)は、投稿者が観光で訪れたホテルの一室で撮影したもの。いままでありそうでなかったタイプの異形が現われる。そこにいたるまでの段取りもいい。たしかに部屋にこんなモノがいたら戦慄する。
「ホームレスの遺品」(★★)は、凍死したホームレスの老人が持っていたビデオ。エピソードも相まって、心霊映像に凄みが出ている。ただ、アナログのビデオに、デジタルのノイズが走っているのは解せないが。
「生き人形遊び」(★)が、投稿者が降霊術を試みている様子をとらえたもの。異変そのものはたいしたことないが、シチュエーションの雰囲気は良い。
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