心霊・恐怖・衝撃・戦慄の映像を分析

  1. ほんとにあった!呪いのビデオ

ほんとにあった!呪いのビデオ71

[演出:福田陽平・寺内康太郎/構成:佐上佳嗣・寺内康太郎・福田陽平/ナレーション:中村義洋/2017年3月3日発売]

  • 「タクシー」★★
  • 「シルエット」★
  • 「シリーズ監視カメラ 老人」★★
  • 「瑕疵 前編」★★
  • 「停電」★★★
  • 「かくれんぼ」★★★
  • 「瑕疵 後編」★★★★

このパートから演出家が福田陽平&寺内康太郎に交代する。福田氏は本シリーズのパート16〜21の演出を担当。寺内氏は心霊ビデオシリーズ『ほんとうに映った!監死カメラ』やホラー作品を数多く手がける。いわばベテランが新たな心霊表現に挑戦するパートといえる。

作風もこれまでとは大きく変わっている。かなり丁寧に作りこまれ、娯楽作品としてのクォリティーは大幅にアップしているが、そのぶん嘘っぽさもあり、恐怖と結びついていない。もしかすると、シリーズ初期のテイストが好きな人は不満の残る仕上がりかもしれない。

当サイトとしては、今後の発展を期待させる出来栄えであると評価したい。

メインとなる「瑕疵」(★★★★)は、投稿映像がなかなか不気味で、設定も凝っている。物語は劇的な展開を見せるが、やはりどこか作りものめいてしまうのが惜しい。そのあたりをいかに改善できるかが本シリーズの今後の課題となろう。

タクシー」(★★)は、ドライブレコーダーに記録された怪異。映像のクォリティーは高いので評価したいが、それが必ずしも恐怖をあおる結果になっていない。理屈めいているのが一因だろうか。

シルエット」(★)は、なんの変哲もない街角で起こった異変をとらえる。なにが映っているのか初見でわかりづらいのが惜しい。リプレイで観直すと、そこそこ怖い映像なのだが。

シリーズ監視カメラ 老人」(★★)は、とある一軒家に仕掛けられたカメラが不可解な現象をとらえる。現象そのものはたいしたことないが、映像の撮られた経緯が不明で、そこはかとなく不気味さが漂う。

停電」(★★★)は、誕生日祝いの様子を撮影していると、恐るべき存在が現われる。本作は異形の造形が秀逸。ただ、リプレイで静止画にするとその神通力が失われてしまう。過去作のパート54「私は誰」にも味わいが似ている

かくれんぼ」(★★★)は、法事で親族が集まったときに撮影されたもの。かくれんぼをする子どもたちを撮っていると、奇妙な出来事に遭遇する。とても珍しい現象で興味深い。撮影者の肉眼ではどう見えていたのだろう? そのあたりをうまくごまかしていると思うが、エンターテインメント作品としてはよくできている。

 ほんとにあった!呪いのビデオ「かくれんぼ」 – YouTube

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