[演出:児玉和土/構成:児玉和土・猪原健太/ナレーション:中村義洋/2010年7月2日発売]
- 「シリーズ監視カメラ 雑居ビルの廊下」★
- 「夜景」★★★★
- 「大学ゼミ」★★★
- 「狂死のビデオテープ 暗躍」★★
- 「焼身自殺」★
- 「吹奏楽」★★
- 「黒死女」★★★★
- 「狂死のビデオテープ 続・暗躍」★★
パート38は前巻から引き続き「狂死のビデオテープ」(★★)が展開するわけだが、なかなかサスペンスを盛りあげ悪くない出来栄え。ただ、過去作(パート18「黒狐の終末」)に似ている気がしないでもない。
また、このパートには「最恐映像42選」に選んだ「夜景」(★★★★)「黒死女」(★★★★)といった佳作がおさめられている。
「シリーズ監視カメラ 雑居ビルの廊下」(★)は、古いオフィスビルに設置された監視カメラの映像。不可解な人物が廊下を歩く様子が映っている。歩きかたが幽霊っぽくない(非霊生者)のが気になる。
「大学ゼミ」(★★★)は、大学のゼミで行なわれた研究発表の様子を映したもの。これまでにない画期的な異変が起こる。後日談と合わせるとなかなかの恐怖といえる。
「焼身自殺」(★)は、公園でバーベキューをしていると、奇怪なモノが現われる。微妙な現われかたで、過去作(パート29「送別会」)にも似ている。
「吹奏楽」(★★)は、中学の吹奏楽部の演奏会を記録した映像に不可解なモノが映る。ピンポイントな出現のしかただが、存在感があるので不気味。
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