[監修:浦田暁生/音楽・音響効果:荒井佑/2012年7月4日リリース]
- 「車載カメラ」★★★★
- 「制服の怨念」
- 「奇妙な影」☆
- 「猿の手」☆
- 「八尺様」☆
「奇妙な影」はおもしろい趣向の作品だが、「まるで動画を編集したかのように」とナレーションが入り、「そりゃそうだろ」と心の中でツッコんでしまう。編集や加工でも構わないのだが、もう少し丁寧な仕事をしてもらいたい。
「猿の手」は、恐怖という点ではイマイチだが、物語はそれなりに楽しめる。
「八尺様」は、『16』でも同じバケモノを扱っており、そちらのほうが完成度は高い。ただ本作の映像も悪くない。
「制服の怨念」は表題作なのにほかの収録作より質が劣る。『封印映像』は、なぜかサブタイトルになっている作品ほど奮わないという特徴がある。字面がいいという理由だけで採用しているのだろう。
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