[演出:岩澤宏樹/構成:岩澤宏樹/ナレーション:中村義洋/2013年3月2日発売]
- 「夜の警備」★★★
- 「悪戯」★
- 「空中楼閣」★★★
- 「むげねぇ」★
- 「溶怪 前編」★★★★★
- 「シリーズ監視カメラ 古本屋」★★★★
- 「ベッドの下 開かずの部屋」★★★★
- 「溶怪 後編」★
パート51は、「溶怪」(★★★★★)「シリーズ監視カメラ 古本屋」(★★★★)「ベッドの下 開かずの部屋」(★★★★)と、3作も「最恐映像42選」に選出され、充実したラインナップになっている。
「夜の警備」(★★★)は、心霊スポットめぐりをしているとき、とあるトンネルで記録された怪異。虚仮威しのような気もするが、インパクトはある。異形にもう少し実在感があれば良かったのだが。
「悪戯」(★)は、ゴミが荒らされるいたずらに悩む投稿者が撮影した映像。犯人を捕まえる様子がおさめられているが、そこに不可解なモノが映りこむ。リプレイで不気味なものが映っているとわかったが、初見では見つけられなかった。実際マネキンの首かなにかを背負っていたのでは? ただ、合成っぽさがないのは評価したい。
「空中楼閣」(★★★)は、貸し別荘に置かれた不可解なノートに書かれた内容にしたがって森のなかをさまよっていると、奇妙な現象に遭遇する。これまた珍しいパターンの怪異。問題の部分だけ映像の解像度が高いように見えるのは気のせいか。いわくも語られるが、蛇足のようにも思う。
「むげねぇ」(★)は、廃墟を探索しているときに異形に出会う。絵に描いたような心霊映像という感じで、かえって珍しい。
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