[演出:児玉和土/構成:児玉和土・岩澤宏樹/ナレーション:中村義洋/2009年7月3日発売]
- 「ドライブレコーダー」★
- 「奇妙な客」★★★
- 「植物園」★
- 「祭り」★
- 「シリーズ監視カメラ 女子寮」★★
- 「お見合いビデオ」★★★
- 「Twenty Seven 中編」★★
「夏の三部作」の第2弾。前巻から引きつづき長編「Twenty Seven」(★★)がメインとなる。取材部分はサスペンス調の展開で盛りあがるが、紹介される映像があまり怖くないのが惜しい。
「ドライブレコーダー」(★)は、夜道を走る車のドライブレコーダーが奇怪な存在をとらえる。異形の出現する位置がカメラに近すぎる。これでは車のなかに入っている。そこが奇妙ということかもしれないが。
ほんとにあった!呪いのビデオ「ドライブレコーダー」 – YouTube
「奇妙な客」(★★★)は、韓国風居酒屋に奇妙な人物が現われる。パート18「ビデオレター」と似たような出現のしかたで驚かされる。ただ本作はいずれも静止画なのが残念。
「植物園」(★)は、差出人不明の投稿映像で、植物園をめぐる女性たちの姿が映っている。異様な存在が現われるのだが、いまいちわかりづらい。
「祭り」(★)は、神社で行なわれていた祭の様子を映したもの。よりにもよってなぜこんなところに、という場所に異形が現われる。「そのように見えるもの」がそこにあったのかもしれない。
「シリーズ監視カメラ 女子寮」(★★)は、女子大の学生寮のエレベーターに設置された監視カメラがとらえた映像。心霊現象が起こってからおさまるまでの一部始終が映っている点で画期的かもしれない。
【呪いのビデオ】シリーズ監視カメラ・女子寮 – YouTube
「お見合いビデオ」(★★★)は、結婚相談所に登録した男性のプロフィールビデオ。そこで起こる異変はなかなか不気味な現象といえる。なぜよりにもよってそんな場所に現われたのか。そこが不可解であり、面白くもある。
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