[演出:菊池宣秀/構成:菊池宣秀/ナレーション:中村義洋/2014年6月4日発売]
- 「隙間」★★★
- 「シリーズ監視カメラ からみつく」★★
- 「棲んでいる」★
- 「邪心 前編」★
- 「穴場」★
- 「お焚き上げ」★
- 「予兆」★
- 「続・邪心 前編」★
パート57のメインコンテンツ「邪心」(★)は、心霊現象がかなりワンパターン化している観がある。取材は本巻で完結しないが、次巻を期待させる終わりかたではある。
ほかの作品も、どこかシリーズ初期を彷彿とさせるものばかりで、恐怖度が低いために満足度も低くなってしまう。
「隙間」(★★★)は、部屋でハムスターの様子を撮影していると、恐るべきモノを目の当たりにする。よくあるパターンの出現のしかたではあるが、異形の造形が良い。
「シリーズ監視カメラ からみつく」(★★)は、コインランドリーに異界のモノが現われる。手がこんだ展開ではあるが、この時期の作品にしては珍しく〈出現域制御〉の問題が否めない。
「棲んでいる」(★)は、廃墟を探索していると、奇妙なモノに遭遇する。過去作でも見かけたような懐かしい味わいの作品。
ほんとにあった!呪いのビデオ「棲んでいる」 – YouTube
「穴場」(★)は、魚釣りをしていると、この世のモノでない存在が映りこむ。本作も懐かしいテイスト。
「お焚き上げ」(★)は、神社のお焚き上げの様子をとらえた映像に、不可解なモノが映る……ということだが、最後までそれらしいモノは見えず。
「予兆」(★)は、東南アジアのとある国を旅行した際に撮影された映像。奇妙な現象が記録されているが、なにか光の加減のようにも見える。
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