[演出:岩澤宏樹/構成:岩澤宏樹/ナレーション:中村義洋/2011年12月2日発売]
- 「逢魔時の怪」★★★★
- 「ブランコ」★
- 「秋祭り」★★
- 「鬼子母神」★
- 「シリーズ監視カメラ セレクトショップ」★
- 「お別れ会の練習」★★
- 「茅の輪くぐり」★
- 「首の家」★★★★
- 「続・鬼子母神」★★★
このパート45あたりから、演出・岩澤氏の本領が発揮され始める。「逢魔時の怪」(★★★★)「首の家」(★★★★)といった「最恐映像42選」に入れた佳作が含まれているほか、良作がそろっている。
2編に分かれた「鬼子母神」(★★★)がこのパートのメインといったところ。設定が凝っていてエピソードとして悪くない。怖いというより、もの哀しいお話でもある。
「ブランコ」(★)は、不思議な現象が起こると噂されるブランコを撮影したもの。久しぶりに〈出現域制御〉の案件。現われるモノは、かの有名な映画の有名な〈霊〉に見える。
「秋祭り」(★★)は、祭りで救急車が出動する様子を偶然に撮影した映像。怪異が二段構えで発生する。カメラワークがやや不自然なのは気になるところだが。
「シリーズ監視カメラ セレクトショップ」(★)は、店内の監視カメラに不可解な人物が映りこむ。不思議な出現のしかただが、死んでいる人の動きに見えない(非霊生者)のが残念。
「お別れ会の練習」(★★)は、小学校の担任が転任する際に催されたお別れ会の練習風景をとらえたもの。地味ながら不気味な現象が起こる。現われたモノが“遺影”に見えるのはなぜなのか?
「茅の輪くぐり」(★)は、とある神社で行なわれた茅の輪くぐりの様子を映したもの。異様なモノが現われるが、初見ではわからず。もう少しわかりやすく出てきてもいいのではないか。
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