[演出:児玉和土/構成:児玉和土・猪原健太/ナレーション:中村義洋/2010年6月4日発売]
- 「呪いのわら人形」★★★★
- 「隣人の声」★★
- 「二つの眼」★★
- 「狂死のビデオテープ 胎動」★
- 「海岸の洞窟」★
- 「シリーズ監視カメラ 自動車」★★
- 「誕生日ケーキ」★
- 「狂死のビデオテープ 続・胎動」★★
パート37から3巻にわたり、長い取材モノ「狂死のビデオテープ」(★★)が始まる。心霊映像らしきものも紹介されるが、このパート37に収録されているのはあまり怖くない。
「呪いのわら人形」(★★★★)は、深夜の神社を訪れた投稿者たちが恐るべき体験をする。テレビの心霊番組でも紹介されたもので、かなりインパクトのある映像だ。自分がその場に居合わせたことを想像すると背筋が凍る。
ほんとにあった!呪いのビデオ「呪いのわら人形」 – YouTube
「隣人の声」(★★)は、隣室から聞こえてくる女性のあえぎ声を録ろうとすると異変をとらえてしまう。なかなか興味深いシチュエーション。本題の心霊現象より、投稿者の友人の目が光っている(ように見える)ほうが気になった。
「二つの眼」(★★)は、投稿者が友人夫婦の家を訪れた際に撮られたもの。デジタルビデオにノイズが走り映像が紛れこむ。ややマンネリ気味のパターン。異形はあまりにはっきりしており、まばたきもするので、〈この世のモノでない〉という感じがしない(非霊生者)。
「海岸の洞窟」(★)は、海岸のキャンプ地の近くにあった洞窟で撮影されたもの。不可解なモノがはっきりと見てとれるが、撮影しているときは気づかなかったのだろうか?
「シリーズ監視カメラ 自動車」(★★)は、車に取りつけられた監視カメラの映像。イタズラ対策のために設置したという。いくつかの心霊現象が記録されているが、なんともバカ丁寧な現われかたという印象。
「誕生日ケーキ」(★)は、バイト仲間同士で誕生会を開いた際の様子を撮影したもの。不可解なモノが映っているらしいが、わかりづらい。背後に不自然に映っている女性のことだと思ったが、ちがったようだ。
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